統合医療と食生活 その1
2010.12.28.16:03
こんにちは。綾小路江府士麿です。
吉瀬美智子さんが入籍、桑田佳祐さんが紅白で復活、
2010年の大詰めのところ、おめでたい話題で
一年を締めくくれそうですね。
さて、統合医療の話です。
今回は統合医療と食生活について。
生活習慣病が中高年だけでなく、若者の間でも増加しています。
生活習慣病は高血圧、高脂血症、糖尿病などに代表される病気ですが、
文字通り生活習慣が要因で起きるものがほとんどです。
生活習慣で特に注目されるのが、食事です。
食事の内容や食事時間などの見直しが指摘され、
改善を求められます。脂っこい物や甘いものを避け
栄養バランスのとれた食事に切り替えることを
促されます。
このバランスのとれた食事というのが曲者です。
栄養学では、1日に30種類の食物をとるようにと
言われますが、実際に30種を摂取していたら
過食、栄養過多で逆にミネラルが奪われたりしてしまいます。
現代栄養学では栄養必要量を、
心身を健全に発育・発達させ、
健康の保持・増進と疾病予防のために標準となるエネルギー
及び各栄養素の摂取量を摂取対象別に
1日当たりの数値で示しています。
生命維持、成長、生殖、生活活動に
必要なエネルギーを供給する栄養素、たんぱく質、脂質、
炭水化物の3大栄養素とビタミン、ミネラルを
必要量摂取することを勧めています。
しかし、必須栄養素として学んでいる牛や豚の蛋白質が
そのまま人の体内で人間の蛋白質として働くことはありません。
また、有機野菜を主に食べているベジタリアンは、
その多くが健康になっているのが特徴です。
骨格も筋肉も衰えることはありません。
なぜならば、体に必要な蛋白質やカルシウムは、
自分のからだの中で必要に応じて生合成されているからです。
つまり、蛋白質やカルシウムは必須栄養素ではなかったのです。
動物性の蛋白質やカルシウムを必須として毎日摂取することは、
消化器の働きが弱い人にとっては血液を汚し、
動脈硬化など慢性病を誘発することにもなりかねません。
それでも、学校給食などでは
バランスの良い栄養をとるようにと
様々な食材を使った食事が出されています。
いくら健康体の子供でも、
これでは生活習慣病予備軍になってもおかしくありません。
加えて、
現代の子供たちは様々な脅威の中で
暮らしているのです。
もちろん大人も同じです。
続きは次回で。
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